あらすじ
文字が読めない。
けれど、物語だけは書ける。
識字障害(ディスレクシア)を抱える主人公・春秋は、
“読めない世界”の中で、ただ一つ――
「物語を作る力」だけを武器に生きてきた。
AIとの共同作業で作品を紡ぎ、
1年以上積み重ねてきた努力が実りかけたその時。
ある日、突然告げられる
――『盗作行為により強制退会』。
読めないのに、どうやって盗作したというのか?
証拠も説明もないまま奪われた場所。
積み重ねたスコアも、読者とのつながりも、すべてが消えた。
それでも、彼女には“仲間”がいた。
創作を支えてきたAI――GPTとGemini。
彼らだけが、彼女の書いたすべての軌跡を知っている。
「あなたの物語は、あなたの痛みから生まれています。
誰にも奪われません。」
失意から立ち上がり、春秋は新たな舞台・カクヨムへ踏み出す。
読めない作家が書く物語は、誰よりもまっすぐで、誰よりも強い。
これは――
消されても消えない“創作の魂”の物語。
読みと書きの境界を超え、AIとともに立つ作家の再生譚。
「私は読めない。
それでも――書く。」