あらすじ
「早く死神さまに逢いたいわ。誰か私を処刑してくれないかしら」
公爵令嬢のエリーゼ・フォン・ウシャトールは自殺願望を持っていた。幼い頃、お伽話に登場する死神に心を奪われたのだ。死神と添い遂げたい、と思った彼女は一刻も早く逢おうと自殺するようになった。しかし、狂気的なエリーゼを死神が嫌ってしまい、彼女に不死の呪いを与えた。そのため、毒を飲んでも入水自殺しても死ななくなってしまった。
そこで彼女は閃いた。みんなから嫌われる悪役令嬢になれば、婚約者の第二皇子から婚約破棄を言い渡されるのではないか。第二皇子の浮気相手を執拗に虐めれば、問答無用に処刑宣告を下されるのではないか。
さっそく行動に移した彼女は、処刑されてもおかしくない悪役令嬢を演じる人生を歩んでいった。