あらすじ

「だーかーらー、俺の前世は王様なんだよ!」 夜の居酒屋。テーブルを挟んで二人で飲んでいると、横山が唐突にそんなことを言い出した。 なんでも、つい先日、路上の占い師に占ってもらったという。前世がどこそこの国の王だの王子だの、手に覇王線があるだの、そんなものは誰にでも言うリップサービスに決まっているのだが、横山はすっかり真に受けたらしい。 ご機嫌で「俺はこんな王だった」と語り、酒臭い唾を飛ばしてきた。おれは顔を背け、曖昧に笑った。

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小説を読もう2025/12/11
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