あらすじ
スーパーの品出しバイト佐々木茂(42)。彼の辞書に「承認欲求」という言葉はない。唯一の趣味は、誰にも褒められない庭の苔を愛でること。そんな彼が、記録用に投稿した苔の画像が、突如としてSNSで「奇跡のアート」として大バズり!
世間は佐々木の「無関心」を現代への鋭い批判だと解釈し、熱狂的なファン(苔の教団)や1,000万円のオファーが押し寄せる。しかし佐々木は全てに無関心。賞味期限の迫る半額惣菜と苔こそが全てだ。
世界中が佐々木を承認しようとする中、彼の無関心の壁を破ったのは、一匹の見知らぬ黒猫だった。無欲な底辺おっさんが、意図せず世界を変えていく、シニカル・コメディとヒューマンドラマの異色作!☆「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」