あらすじ

物置部屋のひんやりした空気、 針が一分だけ刻む小さな音。 母は「気のせいよ」と笑うけれど、 時計は四夜続けて、同じ時刻にだけ命を吹き返す。 あの日、家族の中で“時刻を見ていたのは誰なのか”。 止まったままの記憶と、動き出す針が重なったとき、 長いあいだしまい込まれていた真実が、そっと顔を出す。 いなくなった人の影より、 止まった時計のほうが、ずっと雄弁に家族を語る。

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エブリスタ
エブリスタ2025/12/11
  • 現在の作品短編**読切『止まった針が告げること』