あらすじ
あらすじ(?)
ここはウラニワ。ケケ、人間のもう一つの生活圏とだけ言っておくゼ。ここに居るのは人間とそうでないヤツら。ざっくりしすぎてて申し訳ねェ。だが、事実なンだから他に言いようがねェってことなのさ。理解してくれると幸いだゼ。
も一つおまけに教えてやると、ウラニワはニワよりも文明の進みが遅ェのが特徴さ。科学の代わりに魔法が発展したっていう見方が存在するンだが、そうじゃねェンだよ。しかし、まあ……ウラニワに人間が居るって事が救いなんだと後々わかるゼ?
***
ボクたちは旅をしているんだ。選ばれた四人と共に。ともいうボクもまた選ばれたっていえばそうなるかな……。いろいろ事情があって途中から入ったので微妙なんだけど、他の人たちに比べたらボクなんかは役に立ってないのかもしれない。これでもクラン内では第二位の実力者だったんだよ! ほんとだよ!? 役割は回復や補助の系統を少々と攻撃魔法もいくつか使える。これってとてもスゴいことなんだ!
でも、リーダーは三系統すべての魔法を使うし、クールなあの子は大魔法を秒で連発しちゃうし、彼はめちゃくちゃだけどかなり強いし、戦力でボクが勝てるとしたら一番年下のあの少年くらいかな。ちなみに、ボクは桃色の戦士です。
ボクらの目的は、世界を脅かす“ジンサイグン”という、見た目には生物なんだけど、多くは人々を困らせるわるいやつらの親玉をやっつけること。このチームは各クランから選りすぐられた最強の人材ばかりなんだけど、相手も強敵揃いで、こっちはいつ全滅してもおかしくないくらい。
いろいろあって前任の桃色が居なくなって、代わりにボクが入ったってこと。次にやられちゃうのはボクなのかな。「だれかたすけて」と叫びたい気持ちだけど、ボクも戦士の一人だし頑張らないといけない。応援しててくれたらうれしいよ。ちょっぴり怖いけどね。
登場人物
グミール
本作の主人公。人見知りだが、ロマンチストな一面がある、白い髪の細身な少年。特殊な経緯から選抜された、緑の戦士。補助系の魔法を得意とし、味方にバフ(強化)をかける役割を担う。能力値は攻守とも低く、戦闘は得意としていないようだ……。
ピメ
おおらかでふわふわした雰囲気の少女。暗めの茶髪をツインテールにし、黒とピンクを基調とした軍服風のドレスを着ている、桃色の戦士。回復系統の魔法に優れ、味方の生命線といえる役割を果たす。攻守とも低く、一人では戦いにすらならない。
アークシオン
全身を鋼の鎧に身を包み、金色の長髪を結わえている、器量のよい男性。一行の中で最年長かつ最強の赤の戦士。自己犠牲を厭わず、率先して戦う。両手剣を愛用し、武器マニアな一面がある。攻撃・回復・補助のすべての系統の魔力をも備える、希少な家系の出。
AA0001(ウィッチ、本名:ブルックリンク・アッシュリズム・オーディンライト)
中性的で美しい風貌をした、感情に乏しくも辛らつな物言いをする魔術師。ローブに身を包んだ、典型的な魔法使いの格好をした青の戦士。高火力な魔法攻撃を専門とし、物理耐性に難がある。名前には、込み入った事情がある。
イガロ
露出の多い軽装に、かぶとを被っているという剣闘士スタイルな、筋肉質の若い男性。スポーツ刈りである。戦闘以外で頭を使うのは苦手な、力で無理を通す黄色の戦士。物理耐性が非常に高く、その反面、魔力を一切持たない。
クロウル
黒い鎧をまとっており、その長身を超えるほどの巨大な剣を振り回す、“黒騎士”の異名を持つ剣士。毛先がツンツンした銀髪で美形な目鼻立ち。人間でありながら、ジンサイグンの戦士として戦っている。潔い性格で、アークシオンとの一騎打ちでの決着を望む。