あらすじ
私は奴隷であり、生贄だ。
名前はリサで、家名は剥奪されている。
そして、15歳になったばかりの頃、伯爵家のご令嬢のメイドとなるため、結界が施された深い森の先にあるお屋敷へとやってきた。
そこには私と同じ境遇の少女たち。
皆仲が良さそうに見えるし、頑張って仕事をしている。
だけど皆、お嬢様に対しては異常なほど、恐れていた。
だけど、私はそうでもない。
夜――自分の部屋から抜け出して出会ったあの人は、あまりにも綺麗だったから。
それに何より、私はあの魔女から聞いている。
お嬢様が何故、呪われているのか。
そして、呪いが発現したその日の出来事を。
自分が呪われているから、私たちを遠ざけようとするあの人。
だから、私は――