あらすじ
地味で目立たないモブとして生涯を終えたオタク・佐藤梓は、転生して華麗なるエヴァーグレイス公爵令嬢セレスティーナとなる。
彼女は前世から憧れていた「影の女帝」になるため、自らの持つ『妄想を現実にする』という規格外の力を使って、理想の裏社会の『設定』を作り始めた。
しかし、セレスティーナの無責任な妄想は、制御不能のまま具現化し、世界を幾度となく滅亡寸前に追い込んでしまう。
「くっ……わたくしの妄想が、世界を滅ぼす設定なのですから、もはや黒幕を演じるしかありませんわ!」
滅亡を防ぐため、セレスティーナは自ら『絶対的な支配者』となることを決意。デビュタントの夜会で、有能な女性たちを配下とする秘密組織《ディープ・リリー》を結成する。
表向きは社交界の華、その裏では世界を救うために世界を牛耳る、哀れで尊大な『優雅なる黒幕』。
これは、憧れの『最高の裏設定』を実現するために、世界を支配する公爵令嬢の物語である。