あらすじ
俺――如月悠太(きさらぎ ゆうた)は、中学校の卒業式の日、学校一の美少女と言われていた幼馴染の小橋川綾香(こばしがわ あやか)に告白し付き合い始めた。
「二人で色々と思い出を作って、いつかは結婚!」なんて甘い考えをしていたのだけど、付き合ってから一年以上が経過し、高校二年に進級してからは遊びに誘ったり、一緒に下校しようと声を掛けたりしても断られるようになってしまっていた。
最近は忙しいのかもしれないなと自分に言い聞かせ、寄り道をしながら帰路についていると、綾香が他クラスの男子と幸せそうにキスをしている瞬間を目撃してしまう。
絶望に打ちひしがれた心情のまま帰宅したが、両親は帰宅しておらず、家にいたのは高校に入学する少し前から家族になった義妹――小春(こはる)だけだった。
俺のことを嫌っているのか、義妹は毎日、俺に酷い言葉ばかり言っていた。
だけど、この日だけは、そんな義妹でも構わないからこの辛い気持ちを吐き出したくて、何があったのか義妹に伝えた。
すると、何故か小春は嬉しそうに笑みを浮かべた。
嫌いな俺が苦しむ姿を見て「ざまあみろ」とでも言いたいのかと思ったのだが、どうやらそういうわけではないらしく、その日から義妹の俺に対する執着が激しくなっていくこととなる。