あらすじ

大手物流倉庫で在庫管理に命を懸けていた「私」は、過労と事故によりその生涯を閉じた。 しかし、次に目覚めた時、私は人間ではなくなっていた。 転生先は、ファンタジー世界の勇者が腰に下げている『装備品袋(アイテムボックス)』そのものだったのだ。 無限の容量と、完璧な座標空間を持つ「私」の中に、ガサツで整理整頓のできない勇者が、汚れた武器や生肉、ポーションなどを無造作に放り込んでくる。 「グリッド線に対して35度の角度で剣を入れるな!」 「回復薬と毒草を隣り合わせで置くな!」 「その魔物の死体、血抜き処理は済んでいるのか!?」 声を出せない「私」の抵抗は、勇者には届かない。 だから私は決意した。 私の身体(中身)の秩序を守るため、勝手に整理整頓(断捨離)をしてやると。 重要アイテムだろうが伝説の聖剣だろうが、管理規定(マイルール)に違反するものは容赦なく亜空間の彼方へ廃棄(ロスト)処分! これは、最強の勇者を陰から支えているつもりが、潔癖すぎる在庫管理によって勇者を絶体絶命のピンチに陥れたり、逆に世界を救ったりする、袋(私)の物語。

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小説を読もう2025/12/10
  • 現在の作品『転生したら『勇者の装備品袋(アイテムボックス)』だった件。整理整頓しないと重要アイテム捨てますよ?』