あらすじ
「好きです。お付き合いしてください」
綾瀬に向けて、俺の口から出るとは到底思えない言葉が体育館裏で響いた。
まあ実際俺の口から出てはいないのだが。近ごろ妙にモテるようになった綾瀬は知らん男から告白されることが増えており、それを頻繁に見ている俺は――先日から感じていた妙な胸の疼きの正体を知っていく。
一方、学校から帰ると妹の尋が思案顔。なにかと思えば「社会復帰したい」だぁ!? はぁ。ま。いいんじゃないですかね。手が掛からないようになるんなら願ったりだ。そう思って胸を撫で下ろしていたが、リハビリのため尋がはじめたバイトやらなんやらでトラブルが巻き起こりその対応に追われ……そうこうしてるうちにまじない師・御手洗さんから連絡が入る。
いや「呪詛返しに失敗した」ってどういうこと、綾瀬どうなってんの!? とか言ってる間にも佐野や倉刈さん関連&家庭のトラブルは舞い込みつづけるし、俺のキャパはどうなんの?!
受難の日々のおわりのはじまり。残念青春ラブコメ、完結篇!
GA文庫刊【綾瀬さんは貢ぎたい!】2巻終了後の続きの話です。
著者、空上タツタによる完結篇となります。