あらすじ
俺は潜水艦の艦長として、アメリカ海軍の軍艦を沈める仕事をしてきた。
今回は、人間魚雷「回天」を搭載しての出撃である。
「回天」は、爆弾を積んだ小型の潜水艦であり、自ら操縦して敵艦に体当りする「特攻兵器」である。
当然、搭乗員は生きては帰れない。
マリアナ諸島沖で、俺は敵艦を発見した。
回天を出撃させようかと迷ったが、魚雷で仕留めることが可能と判断し、回天は出さずに、魚雷のみで攻撃した。
攻撃後、回天の搭乗員から、なぜ出撃させてくれなかったのかと責められる。
もしもあの時、彼らを出撃させていれば……