あらすじ

幼い頃に家族を亡くし、夜の街に囚われて生きていた14歳の少年。 少年の世界に突如として現れたのは、芸術品かと見紛うほど整った美貌の男――その正体は、国内外で名を轟かせる白鷺財閥の御曹司、白鷺咲楽だった。 そんな人物が、なぜ見ず知らずの自分を訪ねてきたのか。 尋ねる少年に、咲楽は言った。 「貴方をお迎えに上がりました」と。 差し伸べられた手に導かれ、少年は一歩、外の世界へ踏み出す。 咲楽が少年に願ったことは、三つ。 「自分自身を大切にすること」「知識をつけること」 最後のひとつは、「生きること」 少年は身を売ることを止め、勉強を始めた。 最後の願いは既に叶っている。少年の心臓は動き続けているのだから。 ――数年の月日が経ち、少年は高校生になった。 保護者と保護された子ども。 そして今度は、教師と生徒。 共に過ごす日々の中で、少年はひとつの疑問を抱く。 「なんで、初めて会ったあの日、僕の名前を呼んだの」 忘れ去った過去。覚えている声。失くしたのは記憶か、それとも――…… 想いが重なったとき、ふたりの人生が交わる。 ======================== ■リメイクしました。反応をいただいていた方、申し訳ございません! 🌸ひとことでも感想をいただけると嬉しいです…!

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