あらすじ

三十二歳の冬から、人の胸に数字が見えるようになった。 理由は分からないし、仕組みも知らない。 ただ、それは心拍数でも寿命でもないらしい。 元気そうに見える人の数字が、 ひどく小さいこともある。 荒れている人のそれが、 意外と減っていなかったりもする。 どういう規則なのかは、まだよく分からない。 分かるのは、その数が、 静かに減っていくものだということだけだ。 俺は今日も、それを見ている。 越えてはいけない「手前」を。

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カクヨム
カクヨム2025/12/09
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