あらすじ
公爵令嬢リリアーナは27歳。第一皇太子アルフレッドの婚約者だが、彼は新興公爵夫人エレノアに夢中で、リリアーナは十年もの間、冷遇され続けてきた。リリアーナの控えめな性格につけこみ、アルフレッドとエレノアは彼女の財産と権限を私物化し、リリアーナは心身ともに疲れ果てた状態に。
唯一の心の拠り所は幼馴染の第二皇太子セドリックだった。彼は普段ゆるふわ系で影が薄いが、リリアーナを深く純粋に愛していた。
そんな中、夜会でアルフレッドは公の場でリリアーナに不正の罪をでっち上げて婚約破棄を突きつける。しかし、その場にセドリックが現れ、彼の隠された聡明さと底知れぬ力で、アルフレッドとエレノアの悪事の証拠を全て暴き出す。
最終的にアルフレッドとエレノアは爵位と地位を剥奪され、追放される。長年の苦しみから解放されたリリアーナは、セドリックの妃として迎え入れられ、彼の揺るぎない溺愛によって、アラサーからの幸せな大逆転劇を掴む物語である。