あらすじ
迷宮調査に来ていた河合瑠璃はひょんなことから推しのアニメキャラ『メイド戦士 リリカちゃん』にそっくりな見た目へと変えられてしまう。
地上への脱出方法もわからない中、彷徨っていると瀕死状態の姫乃桜と出会う。
「これで一安心ですね。怪我もきれいに治りましたし!服もなぜか綺麗になりましたね!不思議です」
彼女が手助けした一部始終は未知の技術によって地上へと配信されており困惑するが、推しの姿でみっともない姿は見せられないと奮起して立派なメイドを演じつつ姫乃桜と共に地上へ戻ることを決める。
「配信をご覧の皆様どうか私にダンジョンについてご教授いただけますでしょうか?」
〈もちろん!〉
〈いいよいいよ!〉
〈なんでも聞いてええんやで!〉
〈どこ住み?教えにいってあげようか?〉
〈↑通報した〉
〈ロリコンは控えてもろて〉
ギルド公式〈先ほどの魔法と分身について教えて頂くことは可能でしょうか?〉
〈ギルドでも知らない未知の魔法とみた!〉
〈ここにきて新魔法発見か!〉
〈なんでそんなに強いの?〉
〈強さの秘訣はなんですか?〉
ギルド公式のコメントを見て思わず口が緩む。アニメでも同じようなシーンがあったな。ならここはアニメと同じセリフで!
「[メイドの嗜みにございます]」
二人の出会いとメイドの魔法が世界に衝撃を与えることになる。
★★
……でもね?限度って言葉知ってるかしら?」
「もちろん知っております。メイドの私には不要な言葉ですね。自重や限度、妥協、無理難題は全てメイドにとっては甘えでしかありません。メイドたるものご主人様やお客様のご要望には全身全霊全力でお答えして然るべきです」