あらすじ
魔力量がすべてとされるアステリア王国。
その国に、魔力量ゼロに近い少年――
リオン・クロウレインが学院へ入学する。
しかしリオンには誰にもない強みがあった。
幼い頃から“最強の祖父”に鍛えられ、
さらにエルフ族から罠や気配察知を叩き込まれていたのだ。
入学試験では、天才貴族・ブランの炎を受け流し、
魔力切れを誘発→煙幕と速度で勝利。
観客の嘲笑を覆し、学院に衝撃を走らせる。
そこでリオンは、アルスと出会い、奇妙な師弟関係が始まる。
アルスはリオンの中に
“亡き友(リオン祖父)の可能性”
を見いだし、密かに鍛え始める。
学院では、弱い貴族少年フリード、
王女セレナの親友ミリアら仲間が増えるが、
同時に魔力至上主義の派閥から敵意も向けられる。
そして模擬戦訓練中、
アルスが影で作った“闇の獣”が森に投入され、
リオンはブランと共闘することに。
能力差を越えた連携で危機を切り抜けるが、
事件の裏の存在に気づく者はいない。
学院はやがて、「弱者の台頭」と「魔力量絶対主義」の対立が表面化し始める。