あらすじ
職場でのモラハラ、恋人からのDV──
長年、人に傷つけられてばかりだった彼女は、心が壊れてしまい、気づけば家は荒れ、体も動かない日々に沈んでいた。
「このままじゃいけない」と無理に立ち上がったその日の夜。
長風呂のまま眠ってしまい、ふと目覚めると──
優しい手つきで髪を乾かし、膝枕で支えてくれる美青年がそこにいた。
「ずっと、苦しかっただろう」
彼を“私の救世主様”だと信じた彼女。
けれどその正体は──本来なら彼女の命を刈り取りに来た、冷徹な死神だった。
あまりにも頑張りすぎて壊れてしまった彼女を前に、死神は“刈る”ことをやめる。
「君には、幸せを与える事にした」
これは、心が限界を越えてしまった彼女と、命を奪うはずの死神が紡ぐ、温かな救済の恋物語。