あらすじ

大正時代。妖と契約することで力を得る名家の娘たち。しかし、名門・狐堂家の娘である輝夜(かぐや)は「ハズレ令嬢」と呼ばれていた。 狐堂家は代々狐妖を従える家。だが輝夜は五度の契約に失敗し、どの狐にも選ばれなかった。契約できない女に価値はない。唯一の味方だった父が亡くなると、輝夜は家を追われ、雨の夜に一人さまよう身となる。 そんな輝夜が出会ったのは、傷だらけの黒い狼だった。 片目を潰され、全身に異様な刻印を刻まれた妖。誰にも選ばれなかった娘と、「失敗作」と呼ばれ、追われていた狼——似たもの同士の二人は、契約を結ぶ。 「俺の牙も、爪も、命も、全て輝夜のものだ」 銀牙(ぎんが)と名付けられた狼は、輝夜に絶対の忠誠を誓う。主を守ると誓ったその妖は、上位の妖すら怯えさせる規格外の存在だった。 命を懸けて守る主従の絆。けれどいつしか、それは恋心へと変わっていく——。

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エブリスタ
エブリスタ2025/12/08
  • 現在の作品妖契の君 ~ハズレ令嬢と最強の狼~