あらすじ
およそ1年前に開かれた大規模なガーデンパーティーが、皇太子妃選定の始まり。
妃選定とは、毎代行われるわけでは無く。妃候補たちが甲乙つけがたい時にだけ、行われてきたものだ。
(その甲乙が、優秀さで、だったり。そうじゃなくて、だったりした事もありはするけれど)
まぁ、とにかく。
まさか今代で選定が行われるとは誰も思っていなかった。
なぜなら。皇太子殿下に見合う年齢の優秀な侯爵令嬢が、唯一の妃候補と言われていたから。
選定の場を設けても、その侯爵令嬢が一番になるのなら。最初から選定など不要だ。
しかし、選定は始まった。皇太子殿下と婚姻できる年齢のご令嬢全てを対象にして。
つまり。公爵家嫡男・芭蕉の幼馴染も候補者のひとりとなってしまった。
伯爵令嬢である彼女本人も、すぐに落とされるものと思っていたようだけれど・・・結局最後の3人にまで残ってしまったのだった。