あらすじ
仕事に追われ灰色の毎日を送る原田健人は、気まぐれで買った若手漫才師『スニーカーズ』のライブで、お笑い好きな女性・明里と出会う。趣味を通じ惹かれ合うが、原田は変化を恐れ、明里の福岡転勤を機に一度は身を引いてしまう。
しかし彼女のいない日々の漆黒の孤独に気づき、出会いから一年後、自らチケットを取り再びライブへ誘う。「君の隣で笑いたい」と決意の告白。遠距離を乗り越え結ばれた10年後、売れっ子になった芸人の記念ライブの最前列には、かつて空席だった二人の間に愛息・笑人が座り、家族三人で笑い合う温かな幸福があった。