あらすじ
狩りすらままならない落ちこぼれ吸血鬼・ミハイル。
白く儚い美貌を持つ彼は、一族の歪んだ支配と愛玩の中でただ生かされているだけの存在だった。
極限の飢えに夜の闇を彷徨う彼が出会ったのは、感情をどこかに置き忘れた規格外の魔女・ゾラ。
彼女が気まぐれに施した血に、ミハイルは救いを見てしまう。
「生きたいなら私の名を呼びなさい」
生きたいのかさえ、分からなかった。けれど彼はその時、初めて自らの意志でその手を選び取る。
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