あらすじ

真面目で誠実、校内でも模範生と呼ばれる高校生・タダシ。 そんな彼の前に、ある日突然――転入生として幼馴染の清宮聖子(セコ)が現れた。 小学校の途中で転校して以来、長らく会うことのなかった彼女。 再会した聖子は、清楚でおしとやかな美少女に成長していて、 漢字で『聖なる子』と書くその名前にふさわしく、クラスメイトからは「まるで聖女みたい」と憧れの視線を集めていた。 しかし、そんな聖子さん(セコと読む)にはタダシすら知らない秘密がある。 『セコ』という読み方の通り、彼女の本性は――ちょっぴり……いいや、どっぷりズルくて、ゲスいほど計算高い。 でも、なぜか憎めない“ゲス可愛”な女の子だったのだ。 ある日、タダシはそんな彼女の裏の顔を偶然目撃してしまう。 「ねえ、タダシくん、あなたは何も見ていな〜い♪……わよね?(笑)」と、笑は笑っているけど目が全然笑っていないセコ。 そこから始まるのは、真面目男子とゲス可愛いヒロインとの、笑いとスリルが交錯する青春ラブコメディである。 清楚の皮をかぶったセコさんに振り回されながらも、タダシは次第にその“裏の顔”にも逆に惹かれていく。 ズルいのに愛おしい、ゲス可愛ラブコメディ爆誕♪ ※補足(読了後に読まれてください) 「タダシくん、あなたは何もみていな〜い♪」カクヨムコン11短編部門応援作品を読んでくださりありがとうございます。 短編部門規定の10,000字に収めるにあたり、表現できた部分、そして収まりきれなかった今後描きたい構想についてお話しさせてください。 短編で描けた部分 短編部門の字数制限の中で、特に力を入れて表現できたのは以下の点です。 ① セコさんの「ズル」の動機 第6話のセコさんの回想エピソードを通して、彼女がズルをしてしまう背景や動機を掘り下げて描くことができました。 ② 萌えとエモさの追求 ヒロインたちの「萌え」はもちろん、特にセコさんの感情の機微(エモさ)を、終盤の夏祭りの場面で丁寧に描いています。 収まりきれなかった、今後のための構想 惜しくも短編では深掘りしきれなかった、キャラクターの魅力や背景、エピソードを、今後の長編や続編で描いていきたいと考えています。 ① 真衣さんのギャップとユーモラスな会話 第4話のメイド喫茶回に登場した二人目の幼馴染・真衣さんの魅力的なギャップです。 彼女はタダシと久しぶりに話す緊張からドジっ子メイド化しましたが、普段は将来の夢に向かって頑張る前向きな女性。 タダシ一筋の恋愛至上主義なのは、実は独占欲の強いセコさんの方なんです(セコさんはツンデレなので隠していますが(笑))。 真衣さんの会話には、真面目ゆえに生まれる言葉の誤用が織り交ざった独特のユーモアがあります。昔のブタゴリラ(キテレツ大百科)や、ナイツの塙さんのような、一生懸命なのにどこかズレていて笑える、そんな面白さを描きたいです。 ② 義妹・仁姫(にに)ちゃんの複雑な背景 タダシの義理の妹である仁姫(にに)ちゃん。 彼女はタダシの前では思春期特有の天邪鬼な態度をとりますが、実は重度のブラコンです。 また、そんな彼女の『極道映画好き』な部分が描けていないので、ギャップ萌え属性として丁寧に描きたいです。 「ラブコメの設定だから」で終わらせず、彼女が宗方家に迎えられた経緯、実の両親の事情、そしてタダシを好きになった理由、天邪鬼になってしまう心理的な背景をしっかり描きたいと思っています。 ③ セコさんの隠された「素」 第4話で、セコさんがクッキーなどの甘いもの好きという設定が明かされましたが、なぜ清楚を演じる彼女が甘いものの前で理性を崩壊させてしまうのか、その理由を描けていません。 実は大食い・早食いを普段隠しているセコさんですが、特に甘いものを前にすると「理性の仮面」が外れて素が出てしまう、そのギャップを掘り下げたいです。 ④ 季節イベントで深まるヒロインたちの愛着 ヒロインたちへの愛着やエモさをより魅力的に表現するため、バレンタイン、クリスマス、海水浴、プール、温泉、キャンプ、修学旅行など、季節感あふれるイベントエピソードを書きたいと考えています。 今後の展開について 将来的には本作を長編化できればと思っていますが、まずはカクヨムコン11の応援期間中に、これらの構想の一部を盛り込んだ短編の第三弾 【タダシくん、あなたは何もみていな〜い♪3】 の執筆を考えています。 引き続き、タダシとヒロインたちの物語を温かく見守っていただけると嬉しいです。 応援よろしくお願いします!

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