あらすじ
「願いが叶う鏡を、知ってる?」
深夜、合わせ鏡を覗くと、どんな願いも叶う──
ただし、その代償に何かを失うという都市伝説。
高校生のロロは、ふとしたきっかけでその噂に触れる。
願いは叶った。けれど、気づけば大切な何かが思い出せない。
淡い記憶の欠片、心の奥に刺さる違和感。
放課後の屋上で現れた謎の少女・ねじめもかは、こう告げる。
「それは、すぐに取り戻せるものよ──今は、ね」
少年はまだ、自分が何を失ったのかを知らない。
夜が忍び寄るたび、都市伝説は静かに形を変え、
見えない何かが、彼の背後で目を覚ましていく──。
──『闇は静かに、君を迎える』
願いと代償、記憶と真実。
静かなる都市伝説ファンタジー、ここに開幕。