あらすじ
侯爵令嬢(地方貴族の娘)である主人公は、王都に召喚され、第二王子の影武者として宮廷へ入った。王都において、第二王子が外交・公務で多忙となるなか、彼の身代わりを務めることで己の剣技・作法・振る舞いを活かす。
だが、兄である王太子が影武者の存在を初日で見抜き、彼女へ強い観察と保護の眼差しを向ける。
宮廷内には第二王子を狙う勢力が潜み、影武者である彼女がその標的となる。
王太子に救われるなかで、彼女は“影武者”としてではなく“自分自身”として扱われ始め、王太子から側に立つ者として選ばれる。任務としての役割を終え、彼女は影武者の仮面を脱いで、王太子の側に立つ決意を固める――という物語。