あらすじ
それは、お調子者でお気楽な勇者"ミーコ・イノセント"が全世界拡声魔法で耳障りにも遺した言葉。
「勇者闘技会"ミーコ・ロッタ"、大陸中央にて8大国の猛者たちが覇を争う武の大会を開催し続ける。そして、この大会を優勝した者は勇者の称号を与え、願いを一つ何でも叶え続けよう。……ここにいる不老不死の大賢者ディアンが。」
「…は?おい、ミーコ。適当言うな。おい、撤回しろ。おい、マジで!勝手に死んでんじゃぇえぞ!?ミイコオオオオ!!」
律儀にも勇者の言葉を守り続けて約100年、世界一の社畜賢者は働き続けていた。
大国間の代理戦争にまで発展した勇者闘技会"ミーコ・ロッタ"は今年も大盛況。
「もう終わらせてくれえええええ」
そんな悲痛な叫びは誰にも届かない。世界は、刺激を求めている。
現代、全ての国は”ミーコ・ロッタ”で優勝して万願の契約を掴み取る勇者の育成に躍起になっていた。
舞台は8大国で最弱の国"ギオッソ王国"、の中で最も最弱の都市"観光都市カタリア"。
世界最弱のチームとも言われたカタリア騎士団が、藍色の新星を先頭に駆け上がる。
これは、盾魔法しか使えない少年の勇者禄”エピソード”―