あらすじ

気がつくと、そこは乙女ゲーム『光翼の聖女と六つの運命』の世界だった。 転生先は、貧乏男爵家の一人息子・クロウ。 魔力量・最低ランク、コネなし、才能なし。 どこからどう見ても「物語に必要のないモブ」だった。 それでも彼は知っている。 断罪イベントの舞台、死亡フラグの位置、隠しアイテム そして――悪役令嬢アナスタシア・エヴァロストが、どのルートでも“必ず”処刑されることを。 聖女と勇者たちが「世界に選ばれた存在」なら、 悪役令嬢は、物語の都合で切り捨てられる舞台装置にすぎない。 だが、クロウにとっては違った。 「世界がどうなろうが知るか。  ――あいつを殺すって言うなら、俺が先に攫っていくだけだ」 モブの少年は、勇者の聖剣に拒絶され、 代わりに“選ばれなかった者だけが扱える鞘”を手にする。 それは、世界のフラグ管理に噛みつくための、ささやかで、どうしようもなく歪んだ武器。 物語は「断罪の日」から始まり、 そこへ至る七年間の準備と、 一人の悪役令嬢をルートごと奪いに行くまでを描く―― モブ×悪役令嬢。 「ラベル」と「運命」に中指を立てる、逃避行ラブストーリー。

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カクヨム
カクヨム2025/12/07
  • 現在の作品ルートセブン〜世界が捨てた悪役令嬢を拾うまで〜