あらすじ

舞台となるのはとある異世界。 ラザニア王国最大の拠点、迷宮都市ダンジョニア。 毎日のように爆発音が鳴り響き、初心者が迷宮で気絶して転がっている――そんな騒がしくも不思議と慣れてしまう街で、十八歳の凡人シーフ、カゲルは地味な採取クエストをこなしながら細々と生きていた。 戦闘力は平均、装備も安物、取り柄といえば“なんとなく違和感を察する程度”の微妙な勘だけ。それでも本人は、まあこんなもんだろ、と自分を凡人枠に押し込んでいた。 そんなある日、街で見かけた三人の冒険者――人の流れが自然と避けるほどの圧を持つ謎の剣士、無駄のない所作の料理人、そして金髪ツインテールの弓使いに、なぜかカゲルの“違和感センサー”が強く反応する。 興味に突き動かされ、カゲルは三人を尾行して迷宮へ。だがそこで彼が見たのは、自分とは桁違いの実力、迷宮深層級の異変、そして常識を超えた危険の気配だった。 凡人シーフがたまたま踏み出した一歩が、やがて迷宮都市の運命を揺るがす日常へとつながっていく――。 ささやかな冒険が、少しずつ“大きな物語”へと転がり始める。

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カクヨム
カクヨム2025/12/07
  • 現在の作品凡人冒険者カゲルの日常系ダンジョン冒険日記 〜通りすがりのスゴイ人たち〜