あらすじ
幼い日に出会った“白い少女”を忘れられず、財界の頂に立ったロイドは、あるオークションで記憶を失った過去の少女の面影をのこしす女性(ユキ)と出会う。
彼女を保護したロイドは、抑えきれないαとしての支配欲と、彼女を傷つけたくない葛藤の狭間で揺れ始める。
周囲では、忠誠を抱く側近レイの静かな傍観と失恋に狂うレイラの嫉妬、そしてロイドの過去を知る者たちの思惑が絡みはじめ、ふたりの関係は甘くも危うい均衡の上に築かれていく。
やがてユキの失われた記憶と、ロイドが探し続けた“あの少女”の謎がひとつの線でつながるとき——
恋と運命は、誰も予想しない方向へ動き出す。