あらすじ

踏切、酔っ払いがくだを巻いていた。  道中、小学生に「大人びてるなぁ」などとひやかし、周りの空気はひりついていた。しかし誰も彼を咎めようとしない。一般的な良識を持つ人間が一人でもいれば「やめなさい」と注意を促すものである。一見すると薄情とも思えるが、居合わせた人間が悪辣な冷血漢というわけではなかった。むしろ、人として、深い情があるからこそ声を掛けられなかったのだ。

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カクヨム
カクヨム2025/12/07
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