あらすじ
部活の帰り道に自転車を漕いでいると、急に土砂降りの雨が降ってきて、僕はバス停の待合小屋で雨宿りすることにした。
するとそこには、同じ年頃の女の子が一人、すでに雨宿りしていた。僕は、ドキドキしながら一緒のベンチに座る。
雷がとどろいた瞬間、彼女の被っていた帽子が落ちて、頭に角が見えた。
彼女は、雷様の一族だった。
彼女が言うには、家出をしてきたという。この土砂降りと雷は、彼女を追いかけてきた父親がそばまで来ているためだった。
次のバスは2時間後。僕は、彼女を自転車の後ろに乗せて、雷親父から逃げることにした。