あらすじ
不健康な食生活を送る、高校生の星野春愛は小食で体調を崩しやすく、いつも頭痛や倦怠感に悩まされていた。明るく笑って周囲を和ませる一方で、母の不在からくる孤独を心の奥に抱えている。
そんな春愛を何気なく支えていたのは、無口で同じく孤独を抱える同級生・香坂蒼真。冷たく見えるその瞳の奥には、誰も知らない特技があった――祖母から受け継いだ薬膳とスパイス料理。
調理実習のスパイスカレー、机にそっと置かれたティザンヌ(ハーブティー)、文化祭で焼き上げたパンデピス(スパイスケーキ)。すべては春愛の体を思って選ばれたものだった。
「お前が体調悪そうだと、ほっておけない」
不器用にこぼれる一言と、香り立つ一皿に込められた蒼真の気持ち。それはまだ春愛に知られていない。けれど、甘くスパイシーな香りは少しずつ二人の距離を縮め、教室や放課後の空気に静かに広がっていく。
やがてその香りは、互いの孤独を結ぶ秘密の合図となり、まだ誰も知らない物語の始まりを告げていた。
――苺の幻だと思っていた唇は
もう幻じゃない
触れた瞬間に現実に変わって
俺を縛り始めた🍓
【攻め】香坂 蒼真(こうさか そうま)高校2年生
スパイス男子。身長182cm、クール系イケメン。
影のある無口な高校生。
両親と祖母の薬膳研究に囲まれ育ち、スパイスと薬膳の天才に。
春愛の体調を気遣い、ハーブティーやパンデピスや料理に不器用な想いを込める。
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【受け】星野 春愛(ほしの はるあ)高校2年生
ピュアでかわいい。身長172cm、儚げで色白。
母の不在で孤独を抱えるが、笑顔でムードメーカーを装う。
不健康な食生活を送っているため、体調不良になりやすい。
小食、頭痛や倦怠感に悩む。手先が不器用。