あらすじ

昔、人間は鬼の手の中にあった。 鬼は力が強く、人間を餌として生きていた。 そのため、人間は鬼に喰われていく仲間を見ることしかできなかったのだ。 しかしある日、"術者"と名乗る者が次々と現れた。 術者達は鬼を滅し、封印した。 今では術者は世界に数人いるのか程度しかいないが、鬼も姿を消した…と言われている。 いるとすれば、各地で封印されている鬼のみ。 だからこそ、人間は昔から口酸っぱく言われることがある。 『鬼が封印されているあの場所には、絶対に行くな』 佐上村 その村の山の上にある蔵にも、鬼が封印されている。 勿論、佐上村に生まれた者は"行くな"とよく言われてきた。 しかし、警備の目をかいくぐり、毎夜蔵に行く者がいた。 鬼と話すために。 「こんばんは!ルリ!」 「また来たか」 これは、鬼を恐れない人間と 人間を喰わない鬼の 物語である。

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カクヨム
カクヨム2025/12/07
  • 現在の作品鬼世終わりし人世来たり