あらすじ

ある朝から、人類全員の頭の上に、 一行だけの文字がふわっと浮かぶようになった。 「今日のネタバレ」 その人の「その日一番の出来事」が、朝の時点で書かれている。 •「今日は財布を落とします」→マジで落とす。 •「今日は一目惚れされます」→マジでされる。 •「今日は静かに過ごします」→本当に何も起きない。 世界はすぐにそれに適応した。 就活も結婚も、犯罪も事故も、 とりあえず相手の頭上のネタバレを読んでから判断する時代。 そんな中、高校二年の俺・黒瀬カケルの頭上だけ、なぜか毎日バグっている。 「今日はあなたがカレーになります」 「今日は机に謝られます」 「今日は“既読無視”を物理的に体験します」 意味が分からない。 そして大体、微妙に当たる。 「カレーになります」→給食でカレーを頭からかぶる。 「机に謝られます」→新学期の机の裏から「ごめん」って彫ってあるのを見つける。 「既読無視を物理的に体験」→クラスメイト全員から“見えてるのに無視される”ドッキリを仕掛けられる。 ある日、ついに俺のネタバレはこう出た。 「今日は “ネタバレ” そのものがあなたに謝罪します」 それを境に、 世界の「ネタバレ制度」の根本が、崩壊していく。

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小説を読もう2025/12/07
  • 現在の作品「今日のネタバレ」が頭上に浮かぶ世界で、俺だけ毎日バグってる