あらすじ
王太子妃教育を完璧にこなし、国のために感情を殺して尽くしてきた公爵令嬢リアンフィア。しかし、異世界から現れた「聖女」にその座を奪われ、王家からは「用済み」として切り捨てられる運命にあった。
「どうせ捨てられるなら、惨めに断罪される前にこちらから捨ててやる」。公開処刑となるはずの夜会で、彼女は王太子へ鮮やかに三行半を突きつける。
避難場所として選んだのは、同じく国に利用されてきた隣国の勇者との「愛のない白い結婚」。……のはずが、傷を舐め合う二人の相性は抜群すぎた。彼女の事務能力と献身に勇者は救われ、勇者の不器用な優しさに彼女の凍った心は溶かされていく。
「契約違反(=恋心)には記憶喪失の罰則? 上等だ、何度でも君に恋をする」 捨てたはずの王家が「やはり君が必要だ」と慌ててすがりついてきても、もう知りません。最強の夫に溺愛される第二の人生が、最高に幸せなので!