あらすじ
〜ある酒場での話〜
今からもう20年も前のこと、魔王が復活したんだ。
魔王とは今から3000年くらい前にその圧倒的な力で大陸中を支配した最強
の魔物のことでな。
3000年前はある魔導士に、20年前は勇者と魔術師に封印されたそうだ。
しかし、勇者は殺された。魔王にではない。
そう、他でもない唯一の仲間であったその魔術師に。
「それから国は20年もの間、ずっとその魔術師を指名手配しているのだが
全く痕跡すら掴めないそうだ。一体その魔術師はどこでなにをしてるの
やら…」
〜ある街の夫妻の話〜
「あら、電球が切れてしまったわ。あなた、魔力コンバータを買ってきて
くれない?」
「ふむ……この街での魔道具店と云ったら“あの”店だろう?私はあそこの店
はなんとなく苦手なんだ。噂では『店員は悪魔だ』とか『国の反乱軍の
隠れ家だ』とかいうそうじゃないか」
「そうねぇ。……しょうがないわ。隣町まで一緒に買いに行きましょう」
〜とある魔道具店〜
「…………客、来ねえなあ」
今作の主人公は魔道具店の店主である「リン」
リンは唯一の店員である「ミミック」と店を経営しながら過去の自分の因縁から来るトラブルと対峙して、決着を付けていく。
この物語は彼女ら二人が店を切り盛りする話だ。