あらすじ
『魔王が魔物を率いて国々を襲う中、誰かの祈りが異界の扉を開き、異世界に住む学徒達をこの地に派遣した。彼らは勇者を名乗り、彼らがいた現代世界の知識やアイテム、与えられたチートを使いこなし、次々と功績を上げていく。まさに彼らこそ救世主なのだ!!』
…と散々持て囃されたせいで俺の地位が非常に危ない。
俺は現在、勇者が降り立った地の国を治める王・ラドベドである。丁度、魔王軍との争いで上の方がバンバン死んでガキの身分の俺が祭り上げられた。だが勇者が活躍しだしてからどの派閥も俺を見限って勇者を次期王にしようと大忙し。
残ったのは王に仕える専属護衛騎士のクソ野蛮女・ミレニアと政治周りを全て任せている国王秘書長官の陰険メガネ女・ソリスだけである。
連中は魔王を倒すだろう、その時は俺も倒される時なのだ、それまでになんとかしなくてはいけない。