あらすじ
【零の道】
それは、妖をこの世から消し去り、影の世から解き放たれた道を歩みたい―
そんな忍者たちの願いが込められた言葉である。
妖と人との境界に立ち、影の世に縛られた忍び。
彼らは妖を討つ“最後の砦”として、決して零の道を諦めなかった。
その中で、歴代最年少十四歳にして最高峰候補に選ばれた一人のくノ一がいた。
しかし、ある事件をきっかけに彼女は忍びの里から姿を消し、人の理が通じぬ妖の世で生きることを選ぶ。
彼女はいかなる道を歩み、いかにして最高峰へ至ったのか―
これは、ひとりの少女が“零の道”を成し遂げるまでの軌跡の物語である。