あらすじ

東京の公立高校に転校してきた一年生のイチカは、上京してからサイレンのような耳鳴りがするようになる。 それは耳鳴りではなく、とあるモノの声だった──。 東京郊外・武蔵野台地で繰り広げられる国家防衛戦。 *用語解説* 「ヒトリボッチ」:古来から武蔵野地域やその周辺で発生する霊体生物。放っておくと集合体となり、最終的にはダイダラボッチと呼ばれる巨人として具現する。 具現したダイダラボッチは天変地異を引き起こしながら千代田区を目指して移動すると伝えられており、それを防ぐために国より討伐命令が出されている。現在は当該地域にある各自治体が討伐公務を引き受けているが、ヒトリボッチに対抗する特殊な能力を持つ職員の人数が足りていない。 「能力」:東京を流れる多摩川、荒川、入間川の三つの川で区切られた土地──地名的にはだいたい「武蔵野」と昔から呼ばれる土地で発動可能の異能力。ヒトリボッチを知覚することができる異能者がそれぞれ持つ固有の力をそう呼ぶことが多い。千代田区へ近づくほどに強力に発動する。

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カクヨム2025/12/06
  • 現在の作品ヒトリボッチの歌─首都防衛 裏公務記録─