あらすじ

大正12年春の長崎 母親がこしらえた学費で帝都の帝国大学農科獣医学実科を卒業し、農商務省の官吏になるも、命を預かるとは全く言えない公務に嫌気がさし、故郷長崎へ帰った大磯駿次郎。 母からは毎日「この親不孝者」と愛想をつかされ、猫医者稼業を始めるも一銭も稼げない日々。 しかし、猫を愛する人は大勢いる。 やがて猫医者が必要となる時代が来ると確信する駿次郎。様々な時代の壁を乗り越えていく。 【主な登場人物】 ・大磯駿次郎(おおいそしゅんじろう:27)帝国大学卒で管理になるが、郷里の長崎で猫医者稼業を始める ・三島梅子 (みしまうめこ:27)    駿次郎の幼なじみ。長崎の新聞社で唯一の婦人記者。 ・二宮松之助(にのみやまつのすけ:27) 同じく駿次郎の幼なじみ。人力車の人夫。駿次郎と梅子の三人は固い絆で結ばれている ・大磯ハツ (おおいそはつ:50)    駿次郎の母。息子が官途を捨てたことに失望し、罵倒する毎日。でも飯は食わせる。

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カクヨム2025/12/06
  • 現在の作品猫医者駿次郎 掌編小説1回読み切り