あらすじ
魂の転生業務を扱う部署――魂管理課の人間には、業務の為に二つの能力が与えられる。
ひとつ、魂の履歴書を“読む”力。
ひとつ、魂の履歴書を“来世に繋ぐ”力。
その力を使うことは日常で、特別でも珍しくもない。
……少なくとも、彼があの“手違い”に巻き込まれるまでは。
オルド・アルヴァード。
冥界に存在する「魂管理課」の係長をしている。
突然の転送ゲート誤作動。
気づけば幼い身体で、見知らぬ世界の地面に倒れていた。
状況は分からない。帰還方法も分からない。
だが――2つ事務処理能力は確かに残っている。
この二つの力が、彼の新しい物語を静かに動かし始めていた…