あらすじ
妹は破滅する。
「悪役令嬢」――そう、書かれていた。
ある日、貴族の息子・カリオスは、家の図書館で一冊の奇妙な冊子を見つける。
それは「この世界の未来」を記した、ふざけた口調の「ゲーム攻略本」。
だが、そこに書かれていた出来事は、現実の出来事とぴたりと一致していた。
そして、こう断言されていた。
『妹アリステラは、婚約破棄を経て破滅する』
許せなかった。
誰の許可で、そんな筋書きが語られている?
妹を破滅から救うため――
カリオスは世界の「脚本」に抗い始める。
攻略本を拾ったのは、
勇者でもヒロインでもない。
『悪役令嬢の兄』であるこの俺だ。
「その運命、智謀で書き換えてやろう」
乙女ゲーム世界に巻き込まれた悪役兄が、
妹の破滅ルートを智謀で叩き潰す――
これは、たった一人の「反逆者」による物語。