あらすじ
月見里湊人(やまなし・みなと)が出席する生徒会の年内最後の役員会議で、ささやかなクリスマスパーティーが開かれた。乾杯の音頭と同時に、毒入りのブドウジュースで顧問の国岡勇樹(くにおか・ゆうき)先生が死ぬ。
生徒会長の檜惣(ひのき・そう)は、「計画的な殺人事件」だと断定するが……?
一つのジュースにだけ毒が入っていたのはなぜか。
紙コップに入ったジュースは、各自がトレーから取ったものだった。
犯人はどうやって、ターゲットに毒入りのジュースを取らせたのか。
惣・湊人の高校二年生コンビが命がけの謎に挑む。
〈登場人物紹介〉
檜惣(ひのき・そう)……高校二年生、生徒会長。成績も容姿も学校一のバケモノじみた才能の塊。
月見里湊人(やまなし・みなと)……高校二年生、文化委員長。昨年、惣と木刀を交えた結果、惣に気に入られる。
遊馬春陽(あすま・はるひ)……高校二年生、生徒会副会長。昨年、惣と戦ったが負ける。その後、惣に従う。
成瀬櫂(なるせ・かい)……高校二年生、体育委員長。体力と筋力に自信あり。昨年、惣に負けて以来、一目置いている。
高杉紬(たかすぎ・つむぎ)……高校一年生、生徒会書記。小学生のころから習字を続けており、字がきれい。
桐谷凜(きりたに・りん)……高校一年生、生徒会会計。代々女医の家系。彼女も医者を目指している。
司波美南(しば・みなみ)……高校二年生、図書委員長。昨年、湊人と付き合っていたが、振った。
四万十健人(しまんと・けんと)……高校二年生、保健委員長。穏やかな性格で、人生相談をもちかけられやすい。
一ノ瀬蓮(いちのせ・れん)……高校二年生、美化委員長。細かいところによく気がつく、眼鏡男子。
大政照留(おおまさ・てる)……高校二年生、広報委員長。寡黙だが、よく人の話を覚えている。眼鏡女子。
横川結菜(よこがわ・ゆいな)……高校二年生、放送委員長。アナウンス部の部長でもある。澄んだ美しい声をしている。
天野杏(あまの・あんず)……高校三年生、室長代表。室長とは学級委員の当校での呼び名。三学年の室長を束ねる。
犯人……この中にいる。
※この小説は、ノベルアップ+で2021年に投稿したものと同一の話です。