あらすじ
かつて現代日本で「極右のタカ派」と呼ばれた国会議員・九条湊(くじょう・みなと)は、志半ばで倒れ、1900年の過去へと転生した。
しかし、生まれ変わった先は日本ではなく――イギリス植民地時代のニュージーランドだった!
幼くして理不尽な差別に晒された湊は決意する。
「白人に支配される歴史はここで終わりだ。俺がこの南の島を、世界最強の独立国家に変えてやる!」
前世の知識で資源を掘り当て、天才的なマオリ族の幼馴染・ウィレム(烈)と共に、湊は着々と力を蓄えていく。
結成したのは、漆黒のコートを纏い、ハカ(ウォークライ)を叫んで日本刀で突撃する最強の近衛師団『黒衣衆(ブラック・ガード)』。
1925年、イギリス軍を蹴散らして独立。
国名を『蓬莱(ほうらい)帝国』と改め、ついでに喧嘩を売ってきたオーストラリア大陸も丸ごと併合。
世界恐慌などどこ吹く風、独自の経済圏とオーパーツ並みの超兵器(ジェット機・誘導ミサイル)で、蓬莱は南半球の支配者となった。
そして運命の1944年。
かつての祖国・日本がアメリカ軍に追い詰められ、焦土と化していく映像を見た湊は、ボロボロと涙を流して激怒する。
「俺の同胞(じいちゃんたち)を虐める奴は、絶対に許さねえ!!」
情に厚すぎる皇帝が「ポチッ」と参戦ボタンを押した瞬間、太平洋のパワーバランスは崩壊した。
圧倒的科学力と、蛮勇なるサムライ魂が、米軍機動部隊を蹂躙する!
これは、強面だけど涙もろい「人情派皇帝」と、彼を支える「冷静沈着な最恐宰相」が織りなす、爽快・国家運営&戦記ファンタジー!