あらすじ
そこには、人には見えぬ“気配”を読み、
迷いと痛みを抱えた者へそっと手を差し伸べる
狐の眷属・真白が住まう。
真白は、やさしく穏やかでありながら、
ときに迷える心へ寄り添い、
ときに厳しく“穢れ”を祓う存在。
その傍らには、
無邪気で人懐こい見習い眷属・紡ぎが寄り添い、
彼らを見守る巫女たちや、
時代を超えてつながる人々の想いが
静かに息づいている。
この神社を訪れるのは、
子を想う母、傷ついた心を抱えた者、
そして道を失いかけた魂たち。
彼らの心に灯る“願い”に触れ、
真白と紡ぎはそれぞれの物語を紡いでゆく。
ときに温かく、ときに切なく、
そしてどこか懐かしい――
そんな人と心と魂の物語。