あらすじ
恒星間航路の要衝《アコウ・リング》の清掃員・ユウマは、どこにでもいる“自信のない青年”だった。
だが、尊敬するナガノリ総督が失脚し、忠義に生きる男・オーボシに半ば巻き込まれる形で、凍眠中の四十七人の旧精鋭隊を救い出す旅へと向かうことになる。
訪れる先は、脱水で倒れる砂漠の宗教衛星、機械語AIが潜むステーション、
陽気すぎる反重力マフィアなど、曲者ばかり。
集まる仲間は“壊れた才能”を抱えた四十七人。
寄せ集めのジャンクで造られた戦艦〈ヤマガ・リュウ〉とともに、ユウマは故郷奪還の戦いへ舵を切る。
不器用でも、弱くても、人は誰かを救える。
宇宙を舞台に描く、ささやかな勇気の群像劇。