あらすじ
よく探偵ものの漫画やドラマでは、探偵役の主人公が行く先々や暮らす街でたびたび殺人事件に遭遇することから「探偵には死神が憑いている」と揶揄されることがある。最近巷で難事件を幾度も解決している高校生探偵、羊ヶ丘宵介も殺し屋のような冷徹な目つき、殺気とも取れる鋭いオーラ、身長190cmの常人よりも恵まれた体格、さらに「解決した事件の犯人が全員なんらかの形で死亡」していることから「死神探偵」と呼ばれている。
しかし、当の宵介自身は見た目こそは周囲から怖がられるほどだが、実際には誤解まみれであり虫も殺せないほどのお人よしで小心者、体格もでかいだけでそこからは想像できないほど運動神経も良くなく、喧嘩なんかもってのほかでさらには殺気と呼ばれているのも実際には本人が無口でコミュニケーションが苦手なだけであり、事情を知ってるものからは「ハリボテ探偵」「ウドの大木の擬人化」と称される単なる一介の高校生に過ぎず、とても「死神探偵」と呼ばれるほどの人物ではない。だが、彼の解決した事件の犯人がことごとく亡くなっているのは事実である。なぜなら彼には本当に死神が取り憑いているからだ。