あらすじ
社畜として働き、過労死した男(42歳)が異世界へ転生した。 彼が神様から強奪したのは、伝説の聖剣でも最強の魔法でもなく、廃棄寸前のハズレ・スキル『経験値均一化』。
「ドラゴンを倒しても、スライムを倒しても、得られる経験値は一律0.01%固定」
これを聞いて絶望する勇者はいれど、元・効率厨の社畜である彼だけは歓喜した。 「つまり、一番弱いスライムを大量に狩るのが、世界で最も効率が良いレベリングということですね?」
これは、初期村の門の前から一歩も動かず、ひたすらスライムを叩き続けたおっさんが、気づけばレベル9999になり、世界最強の存在になってしまう物語。
本人はただ「作業」をしているだけなのに、その余波で吹き飛んだドラゴンを見て、女騎士は勘違いする。 「なんと……剣圧だけで竜を!? まさに剣神!」 「いや、素振りでスライムの湧きを確認しただけなんだけど」
勘違いが勘違いを呼び、おっさんは知らぬ間に「人類の守護神」として崇められていく。 魔王が来ても、帝国が攻めてきても、彼は止まらない。 なぜなら、今の時間はスライムのゴールデンタイム(大量発生)だからだ!