あらすじ

世界一のジャズマンになるんだ! と、竹郎はジャズの本場の某国にやって来た。家族はみんな反対したが、母親だけは応援してくれた。 「あんたは小さい頃から体が弱いけん、温かくしなくちゃおえんよ」  そう言って母が持たせてくれたのは使い捨てカイロだった。 「かあちゃん……」  竹郎は飛行機の中でひとつ背中に貼ってみた。その温かさはまるで母に背中から抱きしめられているようだった。 「俺、母ちゃんのためにも世界一のジャズマンになって、そして日本に帰るから、待っててくれ、母ちゃん!」  竹郎は熱い決意を胸に秘め、タラップを降りるのであった。

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エブリスタ2021/09/14
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