あらすじ
「内からの崩壊の後」
あらすじ
主人公の橘五郎は、高卒後、就職して頑張っていると、係長に昇進できた。しかし、ねたみに遭い、みんなに仕事をボイコットされ、一人で働く日々が続いた。
飲み屋で飲んで憂さ晴らしをする日々だったが、心優しいフィリピン人のホステスと出会い、結婚して、飲み屋通いをやめる。
しかし、仕事ばかりして家庭を顧みることがなかった。
ある日、妻がフィリピンに帰ってしまう。五郎は日本に残り、仕事を続けた。会社が不景気になり、リストラしてくれ、と上司に言われてその通りにすると、次は自分の降格が待っていた。
会社をやめることを決め、飲み屋でのんだくれていると、妻と出会う前に好きになってフラれた日本人ホステスが暴れていた。彼女は精神を病んでいた。五郎は病院通いに付き合うが、彼女に惚れられてしまい、結婚していると打ち明けると、彼女はショックのあまり自殺してしまう。
五郎は消防と警察を呼び、一通り事を済ますと、フィリピン行きの飛行機に乗り込んだ。